麻雀打ちの禁忌
- bluechip1326
- 2015年11月12日
- 読了時間: 3分

麻雀打ちが凌いでいくために、絶対犯してはいけない過ちが二つだけある。
それは「ライターを購入すること」と「レンタルビデオの延滞」である!
麻雀打ちたるもの、ポケットには常時2,3個、家に帰れば数十個の行きつけの雀荘のライターがある。冬物のコートをクリーニングに出せば、チェックしたはずのポケットからさらに無数のライターが現れ別袋で一緒に返ってくるのが常である。
しかしいざ風俗の帰りにマックで勝利の一服をしようとタバコを取りだした時…ない。右ポケット、左ポケット、内ポケット…まるで先ほどまで行っていた行為を一人で楽しむかのように全身をまさぐるも、ファイアスターターは姿を現さない。ないと思うと、タバコを吸いたいという欲求に完全に火がついてしまい(ウマイ!)、結局コンビニで100円ライターを購入するハメに…
席に戻った時にはすでにコーヒーは冷めている。脳内で流れていたトライアンフマーチはいつしかレクイエムへと変わっていた。なんともいえぬこの屈辱感…俺はもう、絶対にお前を手放さないと誓った。タバコがやけに辛かった。
出始めの頃ははレンタルビデオは1本1000円くらいで貸出しており、”自宅で映画を観れる”という少々高級なモノだった。それが今や、1本100円くらい!新作でも300円くらい!良い時代になったものである。
しかし、100円で借りたDVDも、1日延滞すると300円のペナルティが課せられるのだ。公共料金の延滞が約ひと月で数パーセントであることを鑑みると、1日300パーセントの罰金は決して払うわけにはいかない。凌ぎそのものの牙城を揺るがす事態である。
ましてちょっと奥まったところにある、暖簾をくぐって潜入する、ピンク色のコーナー。ここで借りたものは決して延滞してはいけない。
きょうびのレンタル店は親切なので、延滞すると翌日には電話で知らせてくれる。だが想像してほしい…女性店員が、「昨日返却予定の”人妻○○40連発”と”ラブホ盗撮○○24時間”と”いけないナース○○○”が返却されておりません」と電話の向こうで読み上げる様を…あれ?なんだか萌えてきた(#^.^#)しかし携帯ならまだしも、登録していた番号が実家だったりした時は…お母さんごめんなさいorz
さらに逆パターン。借りたDVDがプレーヤーに入りっぱなしで、私物のDVDをケースに入れて返しちゃった時。「こちら返却されたケースに違うDVDが入っていたのですが、そちらの方に当店で貸し出したものはありますか?ありましたらタイトルを読み上げていただきたいのですが…」「”お姉さんが全部教えてあげる”あります…」嗜好と経験が全て晒される屈辱。
麻雀打ちとしての矜持を守るために、みなさんくれぐれも気をつけましょう!
※一部低俗な内容であったことをお詫び申し上げますm(__)m