久々の登場です。 ②
- bluechip1326
- 2017年2月27日
- 読了時間: 3分

こんにちわ。西野です。
最近のニュースでは、先々週、私の所属している日本プロ麻雀連盟の「地方チャンピオンシップ」
とい大会がありニコ生中継対局に参加、精一杯闘って
きましたが、力及ばずでありました。
このブログを相当さぼってしまってましたが、昨年末は、連盟後輩の浦山祐輔がビックタイトル戦である
「王位戦」のファイナリストとなりました。
決勝では惜しくも敗れましたが、ニコ生中継にて素晴らしい戦いを見せてくれた。
因みに私はそれにも出場してたのですがA級本戦初日で敗れ、2日目は浦山氏の
マネージャー業に勤しんでおりました。
主な仕事は、半荘半荘の合間にローソンまでアイスコーヒーを買いに行くことです。
色々頑張ろう、俺。
さて、前回、続く・・・みたいに終わっておきながら随分間が空いてしまいましたが、
麻雀についてのお話。
<麻雀について最近思うこと>(反論を恐れつつ乱暴に)
「牌効率」「先手即リー」「役牌鉄鳴き」「後手ベタ降り」
極端に言えば、スピード最優先で「全ツッパ」か「完全撤退」、二者択一の「シンプル麻雀」が
主流になりつつある(?)昨今、
「遠くても手役を見た打牌」や「後手から押し返す意気込み」や「ゲームを壊さない品行」など
「趣」や「美学」は勝ちにこだわる事からは敬遠され、
そもそも「美学?何それ?ww」とはなから相手にされていない感じがします。
4人が一つの土俵で戦い、不明瞭さ満載なこのゲーム性においては、やはりスピード重視、
押し引きハッキリの「シンプル麻雀」が確率上得なことを積み重ねていると言えるのでしょう。
単純明快、非常に分かり易い「シンプル麻雀」
とにかくスピード重視で「即リーチ」、先手を取られればさっさと「ベタ降り」・・・
昭和どっしり型」な私には、何だかさびしい感じがするのであります。
<突然の何切る問題みたいなヤツ>
とある競技麻雀の実践譜
東1局 南家 1巡目 ドラ③
二三五八九④④137西北白
ツモ 七
まあ、基本私は何切る?みたいな話がさほど好きではありませんで、
安直に「意思がしっかりあれば何切っても良くね?」みたいに思ってしまうのですが
当然、私自身の「好み」はある。
上記手牌もぶっちゃけ何切っても良いと思うが、私の好みでは、打④である。
可能性のある手役、最高打点を逃すまいとの意志が入った打④、現代麻雀に反旗を翻すごとく
少し斜に構えた打④。
そもそもが天邪鬼なのでしょうが、流行り(?)のシンプル麻雀から対極にある
面倒くさい麻雀に魅力を感じ、それを「美しい」と思ったりします。
本来複雑難解な数学において、逆にシンプルな公式が「美しい」と言われるのと同じなのか否か。
ともあれ私は、とある打ち手が放ったこの打④がとても美しく思えたのでありました。
(反論、悪口などは当店にてお願いします) (-。-)y-゜゜゜